基本の動作【正しい礼法】
礼法とは
剣道は礼にはじまり、礼におわる。剣道の目的は、技術を磨くことを通して心身と心を鍛えるものです。そのためには、格調高い品が必要であり、その基盤となるのが礼です。
現代風の言葉でいうと、粗暴にならず、謙虚な姿勢をたもつためのツールともいえますね。
以下に剣道の礼法をご紹介します。
右起左座

@ 立位から右手で袴の裾を左右にさばく。

A 左足を引いて左ひざをつき、足をつま立てて右足も引いて膝をつき、いったん両足をつまだてます。

B 両足首を伸ばして親指をそろえるか、重ねて座ります。

C 状態をまっすぐ伸ばし、両肩を引き下げて両手を指をそろえ太ももの上に置きます。

D 両膝はこぶし1〜2つほど。たちがるときはこの順序を逆に行います。
座礼

@ 両人差し指と親指で、三角形ができるように床に手をつきます。

A 礼をするとき三角形の中央に鼻が位置するようにします。背筋を伸ばして腰を浮かさず、上体を腰から前に倒し、一呼吸おいて元に戻します。
立礼
構え方
- 立位で左手に竹刀を持ち、左側に自然に提刀する。
- 礼をする。上体を前に倒すのだが、この角度には15度、30度、45度の3段階がある。
15度:稽古の前後や日本剣道形の前後の立礼。目礼ともいう。しせんは相手に。
30度:神殿、上席に対して行う礼。視線は自然に床におとす。
45度:天覧、台覧などの際に行う礼。 - 立礼のあと、左腰に帯刀し、右、左と進む。
- 左手で少し竹刀を外転させて右手親指を下からまわし、右手で柄を握る。
- 3歩踏み出しおわると同時に蹲踞してかまえる。このとき、剣先は左斜め上から回して構える。
- 立ち上がり中段の構えとなる。
納め方
- 中段に構える。
- 蹲踞する。
- 左手を柄から離して右手で剣先を左斜め上から左腰に回してくる。
- 左手に持ち替えて立ち上がり、左足から元の位置に戻って提刀して礼。







